マンション管理士って?
指定の登録機関に登録することでマンション管理士の名称を用いて、管理組合や区分所有者等からの相談に応じて、助言等の援助を行えることができます。
マンションが良質な管理をしていくためには、専門的な分野が関わってきます。任期1~2年の役員の皆様が管理運営のために調査したり、各専門窓口へ相談したり、将来的な視野をもって判断するには、負担が大きいと言われています。
このようなニーズに対応してマンション管理士が相談窓口なり、マンション管理に関して総合的なサポートを行います。
マンション管理士は、管理組合の利益を最優先に管理組合が自立して運営するためのお手伝いをします。
理事会が信頼される機関であってこそ、居住者様が管理組合運営に協力してくれて安全快適な住まいを維持できます。役員が変わるたびにルールが変更されたり、理事会の開催日数が不定期であったり、理事会の活動が見えないといった状況で、信頼関係を築いていくことは、難しいかもしれません。
マンション管理士は、何するの?
管理組合の利益を最優先に、法律・規約に定められた適正な管理を基に
管理組合が行うことを補助するのがマンション管理士です。
円滑の運営を行うには、執行機関である理事会の活動が肝要です。
一人一人の役員の負担を減らして、円滑な運営を行うためマンション管理士が管理運営のお手伝いいたします。
マンション管理士の主な業務
- 一般相談業務
- 管理組合運営の補助
- 総会・理事会運営の補助
- 管理業者との対応
- 専門委員会運営の補助
- 長期修繕計画の企画提案
- 会計業務等の支援
- 管理費等の督促
マンションの維持管理を適正に行うためには
統計によると、マンションは、永住意識をもって居住している方々が増えてます。できるだけ長く、安心して生活するためには、建物の維持保全は重要です。
高経年マンションになると維持保全には、費用がかかります。費用の負担を先延ばしするのではなく、なるべく早く財政の安定に取り組んで、適正な『運営』と『維持管理』を行っていくことが重要です。
2022年4月からの法律改正によるマンション管理士の役割
管理計画認定制度が開始されます。開始の時期は、地方公共団体によって異なりますが、マンションの資産価値を左右する制度でもあります。
法改正の趣旨については、マンション管理士活動の一翼を担う存在として、正しい知識を持って広めていかなければならないと考えております。
